発達障害は別名「感覚調整障がい」ともいわれ、土台の感覚発達が不十分であると、コミュニケーションの困難や注意集中の困難という行動につながります。
診断名はASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠陥・他動症)、LD(学習障がい)などさまざですが、脳機能の困難であることは共通しています。そして、脳は感覚情報のやり取りをしながら、身体を動かしたり考えたりする器官です。脳内での情報の連動がスムーズにいかないことが原因で特有の行動が発生していると考えられています。